命を守る「よしこい!」

広島市を中心に犬のしつけ・訓練をしております🐶DoggyTreeドギーツリー ドッグトレーナーの宮川です🍀

最近よく頂く質問の中に「首輪とハーネスどちらが抜けますか?」と聞かれます👂

答えは…「どちらも抜けます!!」

首輪は、犬が歩かない!となった時に人が前から引っ張ると抜けることがあります。

ハーネスは一見して抜けなさそうなのですが、犬の肘の部分がハーネスの紐から通ってしまえば、前にいようとも、後ろにいようとも、抱っこしていても抜ける可能性があります💦

首輪もハーネスも適宜サイズを調整する必要がありあります。

首輪のサイズ

首輪のサイズは女性の指で二本分✌男性の指で三本分くらいが目安です。きつそうに感じますが、この位でちょうど良いです。

ハーネスのサイズ

ハーネスのサイズは、脇部分から差し込んだ時に女性、男性の指で三本分くらい、しっかり脇にフィットしている位が望ましいです。しっかり脇にフィットしていないと肘部分が紐から抜けてしまって、服の様にズルっと脱げてしまう可能性が高いです。(モデル モカ君✨)

首輪もハーネスも装着してから必ず確認するようにしましょう。デザイン性の高い物もありますが、それで抜けて、逃げてしまっては犬具の意味がありません。必ず体に合ったものを着用するようにしましょう。

他にも犬具には、リードと首輪が一体化したスリップリードなどもあります。首輪、ハーネスだけでもたくさん形や種類がありますが、飼い主さんが扱いやすい物を選んでいけると良いですね🌠犬具の種類についても知りたかったらぜひお問合せください(^_-)-☆

そして大事なのは、万が一逃げてしまったときに慌てず騒がず『呼び戻しができること』です!!!!

私のレッスンでは、命を守るヨシコイと言って、「おいで」と「ヨシコイ」を敢えて分けて使ってもらっています。トレーニングや練習中の時は「ヨシコイ」です!命令形なので違和感がありますが、ヨシコイを使った時には必ず何が何でもご褒美のみ与えてもらっています。その後にハウスをしたり、ブラッシングをしたり抱っこをするのはNGです。とにかくご褒美のみ与えてもらいます。対して「おいで」はよく使ってしまうんですよね💦その後に何ももらえない。という事が度々起こってしまいます💦そうすると犬も呼ばれても無視するようになってきます。

ヨシコイで呼ばれたらお家の中では120%来る!それ位になるまで練習してもらいます。もちろんお外でも練習します🐶

実際にヨシコイが出来たから捕獲することができた。助かったという事例は数多くあります。できなかったから救えなかった命もあります。

私もその一人です。まだ札幌に住んでいたころに、夜間につくしの散歩をしていた時に無灯火の自転車にリードを撥ねられたことがあります💦そのはずみで私は歩道に倒れてしまい、その衝撃でつくしが車道に投げ出されました💨大きな3車線以上ある車道でしたが、本当に幸いなことに赤信号で車は停まっていました💦青信号で動いていたらと思うとゾッとします。

その時に大声で「ヨシコーイ!!!!」と叫びました。人生であんなに叫んだのは後にも先にもあの時だけです(;^ω^)その時、停車中の車に埋もれてしまったつくしがキャンキャン泣き声をあげながら私の元に帰ってきました🐾🐾その後パニックになっているつくしを無事に保護し、動物病院に駆け込みました🏥

あの時ほど訓練をしていて良かったと思ったことはありません。

パニックになっていても、ちゃんと呼び戻しが身についていると帰ってくるのです。つくしの命は、呼び戻しが出来たからこそ守ることができました。

呼び戻しは何歳からでも習得させることができます。訓練に遅いも早いこともありません。

愛犬の命を守るためにもヨシコイ!しっかり習得させていきましょう!!

出張ができるドッグトレーナー

DoggyTreeドギーツリー 宮川香織

モデルになってくれたチワプーのモカ君

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